転船業者とは?

転船業ってどんな仕事?
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この記事はクルーズ船勤務のクルーが必ずお世話になる「転船業者さん」との出会い、そしてお仕事についてまとめた、日記ブログよりの記事となっています。

船乗むむ

2019年に豪華客船MSCクルーズに一目惚れ。ずっと客船クルーになることを夢見て、2023年豪華客船クルーになりました。客船クルーライフやクルーになるための情報を発信しています。

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成田空港に到着したら、お迎えしてくれる

ジェットスターの飛行機

成田空港に着いたら、「ダイヤモンドプリンセス」という紙を掲げた人が待っていてくれました。

この人は車でホテルまで送迎してくれる人で、1人ずつについてくれるのでVIPの気分になります。

フィリピンからなど、クルーが多く、たくさんの人が同じ飛行機に乗っている場合はハイエースでみんなまとめて連れて行くとか。

船乗むむ
船乗むむ

部活の遠征みたいで楽しそうですね

転船業者とは?

このお迎えの方は、ダイヤモンドプリンセスの社員ではなく「転船業者」という職種だそうです。

その名の通り、船に乗る人たちを転がす(交換する)お仕事です。

ニッチな業界ですね。

ビザの発行

時には仮入国やそのためのビザの発行なども代行するそうです。

日本に入国するときのものは「オレンジカード」というそうです。

担当の転船業者さんにお話を聞いてみた

スーツケースを引いてもらう

お迎え兼運転手の方は、日本人の方でした。

船乗むむ
船乗むむ

スーツケースを持ってくださってとても助かりました!

ダイヤモンドプリンセス

ダイヤモンドプリンセスは通常「フロンティア」という転船業者に依頼しているそうですが、今回クルーの人数が多く、お迎えの方の会社にヘルプ要請が出たんだそうです。

通常は貨物船の船員を送り迎えているらしく、ダイヤモンドプリンセスについてはよくご存知ないようでした。

船乗むむ
船乗むむ

貨物船ってこういうやつ。物流を支える大事なお仕事だよ。

転船業者さんのブログ

お互いにおしゃべりをしながら、同時にお互いにブログ主であることが判明しました!

転船業について – ぴょん吉ブログ

転船業さん
転船業さん

うさぎさんの写真が主だから覗いてみてね!

私はどうやら身分を隠すことが、とても向いていないようです。

船乗むむ
船乗むむ

すぐにペラペラと身元を明かしてしまう…

とはいえ、明かして仕舞えば、情報を掲載する許可を取ることができます。

そして、さらに面白い話を聞くこともできますね。

ダイヤモンドプリンセスといえば「コロナ」のイメージ

「フロントライン」公式サイトより引用

豪華客船に普段関わりがないと、ダイヤモンドプリンセスはやはり「あのコロナの…」というイメージのようです。

払拭するものではないですが、これからどう噂や実際にあった事件に向き合い、営業を拡大して行くのかは会社の腕の見せどころですね。

しっかり様子を見守って行く所存です。

私はコロナ陰性でしたが隔離されました

薬

私は偶然にも発熱・下痢等で船内の病院に入院し、「アイソレーション」と呼ばれる隔離政策で自分のクルーキャビンで数日過ごしました。

自身の体感では、お医者さんもナースさんも手厚く、隔離中の生活も閉塞感はあったものの、同じく隔離された友人とメッセージをやり取りしたりして、ルームサービスも頼めて、適切に対応できているのでは、と感じました。

転船業者さんにホテルチェックインしてもらう

話がそれましたが、転船業者の方に車でホテルに送ってもらい、昼食をつけてもらえるかお願いもしてもらえました。

今回は日本なので、英語がわからないということもなく、とてもスムーズ。

ステキなビュッフェを1人で食べるのは寂しかったですが、品数が多くて楽しめました。

ホテルビュッフェで働いていたことがあるので、こちら側(お客様側)にいる不思議さを感じました。

また、スーパーでアルバイトしていたので、当時扱っていた1500円くらいのメロンがあり、喜んでいただきました。

ビュッフェで働いていた時は、そのお給料ではお客様側にはなれず、経済格差を感じていました。

お仕事でお客様側になった私は、あの時憧れた私なのだろうか…?これは出世なのか?

いや、1人で食べるのは寂しくて、理想の形とはなんだか違う気がする。

船乗むむ
船乗むむ

…なんてことを考えながら昼食を終えました。

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